|
今週のお題、好きな小説ですが
僕が中学生くらいにハマったのが江戸川乱歩の
「怪人二十面相」でした。
明智小五郎との勝負はもちろん、
子供向けの小説ではありますが今読んでもきっと面白いと思える作品です。
簡単なストーリーはこちら。
内容紹介(「BOOK」データベースより)
ーロマノフ王家の大ダイヤモンドを、近日中にちょうだいに参上する 二十面相ーゆくえ不明だった壮一君の、うれしい帰国のしらせとともに、羽柴家に舞いこんだ予告状。変装自在の怪盗は、どんな姿で家宝を盗みに来るのか。老人、青年、それとも…。怪人「二十面相」と名探偵明智小五郎、初めての対決がいま始まる。
この二十面相シリーズは何冊もあり、読み漁ったものです。
1冊200ページ以上ありますが小難しい表現もなく、ただ単純すぎる描写もない。
伏線とその回収が丁寧で、自然と読み切ってしまう。
それでいてしっかりサスペンス小説でもある。
昭和ならではの時代感もあり、懐かしさも感じながら、
男心をくすぐるそんな大好きな本です。
僕が中学生の時はもちろんゲームやスマホもありましたが
僕はスマホを持っていなかったということもあり、
毎日早起きして本を読み耽っていました。
高校生になると、山崎豊子、百田尚樹、伊坂幸太郎、村上龍、村上春樹、フィッツ・ジェラルド、スティーヴン・キング、宮部みゆき、福井晴敏などの本を読みましたが
やはり江戸川乱歩独特の少年少女向けの語り口は
今でも忘れることはありません。
またあの頃のように本に貪る日をつくってもいいかもしれません。